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病院長あいさつ
秋田県厚生連由利組合総合病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
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今から78年前の昭和8年に、当時の困窮する農民たちが互いに少額の出資金を積み立てて由利医療購買利用組合を設立したのが私たちの病院の歴史の始まりであり、それ以来当院は幾多の変遷を経ながらも常に地域住民の皆様とともに歩み、発展して参りました。私たちの病院は現在もなお、秋田県南西部の由利・本荘二次医療圏における基幹中核病院として公的な病院機能・役割を担っており、その使命は「地域住民の皆様に信頼され選ばれる病院となって、医療活動を通して地域に貢献すること」であります。
当院は現在、22の診療科と一般病床626床を有し、MRI、MDCT、ライナックあるいはバイオクリーン手術室など高度医療機器・設備を完備して、最新の医療環境を整え高度の先進医療が提供できるように機能の強化を図って参りました。また、臨床研修指定病院、日本医療機能評価機構認定病院、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院、僻地医療拠点病院、およびエイズ地域診療病院など数多くの指定・認定を受けており、病院としての総合的な医療機能も充実しております。
また、地域住民の皆様の疾病予防の充実と健康ニーズに対応した保健予防活動も積極的に展開しており、さらには、訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所を設置して在宅での介護技術やケアの指導等を通して、きめの細かい在宅療養支援を推進するなど、幅広い地域医療活動を通して、地域に深く貢献している医療機関であります。
当院の最近の歩みですが、医療技術の高度化や患者様の高齢化・重症化などの現状を考慮し、医療安全の面からも看護の質の向上を目指して、平成20年6月に7対1看護体制を導入しました。また平成21年4月には急性期病院としての位置付けを明確にし、医療の標準化やコスト削減に対応するためDPCへの参入を果たしました。さらに平成22年には「職員が満足と誇りを持てる職場環境づくり」を行動目標に掲げ、4月から完全週休2日制を導入し、また10月には院内保育所を開設して職員の子育て支援に積極的に取り組んで参りました。さらに秋田県の胃がん死亡率が全国一高いことを受けて、平成23年2月から、東京の国立国際医療研究センター消化器内科の先生方によって、当地域において対策型胃がん検診の新システム構築に向けた臨床研究が行われておりますが、消化器科の外来・入院診療および内視鏡検査などの一般診療業務についても一部ご支援いただいております。この体制がスタートして9か月あまりが経過しましたが、病院内外から高い評価をいただいており、皆様のさらなるご理解とご協力をいただきながら、当院としても効率的な胃がん検診を模索する研究の発信に貢献できれば、と考えているところです。
さて、本年3月11日のあの未曾有の東日本大震災から早くも7か月が経過しましたが、ここでまずもって不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された多くの方々に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。当院では混乱の中、地震当日より災害医療支援チーム(DMAT)を岩手県の被災地にいち早く派遣し他のチームと協力しながら支援活動を行い、また災害医療救護チームをあらたに派遣して、避難所での診察や医療相談などの活動を積極的に行って参りました。さらにまた、遠く宮城県の被災病院からヘリ搬送で患者様を受け入れ診療を引き継ぐなど、当院の限られた医療資源の中で、災害医療の面でも精一杯努力させていただきました。
このように私たち職員一同は、地域の皆様の健康維持・増進に貢献できるような良質な医療を提供すべく今後とも努力して参りますので、温かい目で見守っていただきつつ、併せてご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げる次第です。


