専門医のコラム − 心臓血管外科、脳外科、循環器科

血管内治療の紹介

 当科は、循環器科、脳外科と共同し、動脈硬化を全身の病として、大きな合併症をおこす前に治療に当っています。例えば、心臓手術において、脳梗塞(「そっちゅう」とほぼ同じ)という合併症はよく知られていますが、心臓手術のときの脳梗塞の予防のみ注目されていました。当院心臓血管外科手術症例は全例、脳、頚部血管をMRAで検査し、血管がつまりそうなところがあれば、脳外科にてカテーテルによる治療を行ないます。また、脳外科または循環器科初診であっても心臓血管外科が治療担当する大動脈瘤や下肢末梢動脈の検査をもれなくおこないます。症例に応じて治療の優先順位、方法を選択決定します。最近は、循環器科、脳外科、心臓血管外科の3科共同で血管内治療(カテーテルによる治療)に力を入れています。全身の血管内治療が可能なセンター構想は、画期的な試みであります。当院は腹部大動脈瘤ステント治療および胸部大動脈ステントの施設基準の指定病院であり、特に胸部大動脈ステントは、5年前から取り組んでいます。

   カテーテルに
 小さくおりたたむ
 直前の胸部大動脈用
 ステント


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