• 春の由利組合総合病院の風景
    春~満開の桜と由利組合総合病院~

第64回日本農村医学会学術総会開催の御礼

第64回日本農村医学会学術総会を10月22日、23日の2日間にわたり秋田市で開催いたしました。秋田県での開催は平成16年の第53回大会以来11年ぶりで、また当院がはじめて主催する全国学会ということもあって、多少の不安もございましたが、全国から1,300名余の会員の皆さまにご参加いただき、また両日ともに清々しい秋晴れの好天に恵まれて、盛会裡に学会を終えることができました。ご参加いただいた会員の皆さまをはじめ、後援団体、共催企業の皆さまのご支援の賜物と深く感謝申し上げる次第でございます。

今回のメインテーマは「少子高齢社会と地域医療―秋田県の挑戦―」でした。その意図は、少子高齢化と人口減少が全国で最も速いペースで進行している秋田県での開催であり、さらにはこの問題が秋田県のみならず今や全国どの地域でも等しく共通した問題となっていて、これからの地域医療を実践する上でその対応策を考慮しなければならない喫緊の課題であることから、地域の公的医療機関である全国の厚生連病院が主要な会員病院となっている本学会においてこそ、是非とも取り上げなければならないテーマではないかという思いからでした。高齢者医療に深く関連するシンポジウム、ワークショップはその大きなテーマの下に企画したものです。今回のこの学術総会を通して、どんな取り組みや方向性が現在の秋田県に不足しているのかをしっかりとご指摘いただきましたが、逆に、秋田県の現在の取り組みや対応策を皆さまの地元に持ち帰って参考にしていただき、そこで医療・介護・福祉の体制にうまく還元していただくきっかけともなっていただければ、と願っているところです。

大会初日に行った会員懇親会では、迫力ある「秋田竿灯」の妙技や奥の深い響きの「なまはげ太鼓」の演奏が大変好評でした。また、「酒どころ、秋田」ならではの選りすぐりの銘酒を県内各地からご用意し、皆さまにご堪能いただきました。行き届かない点も多々あったかとは存じますが、会員の皆さまのお力添えで学術総会を無事に終えることができましたことにあらためましてここに厚く御礼申し上げる次第でございます。

平成27年10月28日
第64回日本農村医学会学術総会
学会長 菊地 顕次