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病院の理念

当院の病院の理念・基本方針を掲載しています。

Principle

このページの目次

 私たちの病院は、今から79年前の昭和8年、世界恐慌や凶作などで日本全体が疲弊していたころ、困窮する農民たちが互いに少額の出資金を積み立てて由利医療購買利用組合を設立したのが私たちの病院の歴史の始まりです。
 それ以来、当院は幾多の変遷を経ながらも常に地域住民の皆様とともに歩み、そして育てていただきながら、これまで発展して参りました。私たちの病院は現在もなお、秋田県南西部の由利・本荘二次医療圏における基幹中核病院としての機能を担っており、その使命は地域住民の皆様に信頼され、選ばれる病院となって、急性期医療を中心とした医療活動を通して地域社会の発展に貢献することであります。
 以上述べましたように、私たちは病院創立以来、地域住民の皆様の健康を守ることを第一の使命・理念と考え行動して参りましたが、その精神をより一層明確にするために、このたび病院の基本理念ならびに基本方針を次のように改定しましたのでお知らせいたします。

理念及び基本方針

理 念
質の高い医療により地域に貢献する

基本方針

  1. 快適で安全な人間尊重の医療を実践する。
  2. 多様なニーズと進歩に対応できる医療を実践する。
  3. 中核病院としてふさわしい設備、医療技術を追求する。
  4. 患者中心の責任ある仕事を遂行する。

患者さんの権利と責務

すべての患者さんに快適な環境で安全で質の高い医療を受けていただくために、「 リスボン宣言 」に準拠した患者さんの権利とともに、あわせて守っていただきたい責務を定めます。

<患者さんの権利>

  1. 患者さんには、人格や価値観も含めて人間として尊重される権利があります。
  2. 患者さんには、どなたにも公平で平等な医療を受ける権利があります。
  3. 患者さんには、良質で適切な医療を受ける権利があります。
  4. 患者さんには、希望する情報を提供される権利があります。
  5. 患者さんには、検査や治療について自己決定の権利があります。
  6. 患者さんには、プライバシーが保護・尊重される権利があります。

<患者さんの責務>

  1. 患者さんには、自らの健康状態に関する情報を正確に提供する責務があります。
  2. 患者さんには、他の患者さんに配慮し、病院の規則を守る責務があります。
  3. 患者さんには、現代医療でも安全は完全には保障されないことを理解した上で、医療従事者と協同して自らも積極的に医療に参加する責務があります。

医療・保健・福祉を包括する幅広い地域医療活動を通して、地域の皆様の健康維持・増進に貢献できるような良質の医療を提供して参りますので、今後ともご支援、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。

由利組合総合病院
院長 軽 部 彰 宏